与那嶺貞が蘇らせた読谷山の着物

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【人間国宝 故:与那嶺貞】 読谷山花織紬 重要無形文化財 ≪上質仕・新古美品≫ 身丈160 裄66.5 与那嶺貞がお亡くなりになられてから約10年が経ちました…。 そんな中、これから先、二度と出会えないであろう工芸作品の着物をご紹介いたします。 はぎれに残された落款印。確かなその織、地風、存在感。 ここ室町より、大切に大切にこの着物をお届けいたしますので、 着物ファンのお方、何卒お見逃しなきようよろしくお願いいたします。 与那嶺貞は独自で地機(じーばた)から高機(たかはた)への切り替えにも成功し、 今日の花織の基礎を築いた偉大なる人間国宝であられます。与那嶺貞に 少し織のお詳しい方でしたらご説明の必要もないことでしょう。 14~15世紀ごろの読谷山(読谷村の旧名)は、長浜という良港で、 中国や南方諸国と積極的に貿易を行っておりました。 その頃に織物も伝えられ、やがて読谷で花織が独自に織られるようになったそうです。 そのころの読谷山花織は、王府の御用布に指定され、 首里の王侯貴族と読谷の人々しか着ることが許されず、 高級衣料として製織されておりました。 ところが戦後になりますと、技法を知る織り手もいなくなり、 一度読谷山花織は途絶えてしまいます。 遺された花織の布地から人間国宝 与那嶺貞さんら、 深い情熱を持った織り手さんによって復元され、 現在でも変わらぬ「花」の美しさを見ることができるようになりました。 また、読谷には、女性が恋人の旅の無事を祈って、 自らが織り出した「手巾(ティサージ)」を贈る文化がありました。 旅の道中の魔よけやお守りとしての意味もあり、家族への愛情、 男心、女心といった真心がいっぱいに着物に込められております。 着物に使う染料として、おもにティカチ(車輪梅)、琉球藍、ヤマモモなどが使用される花織は、 銭花、風車、扇花の3つを基本に30種類の模様があり、 格子や絣柄を取り入れることでさらに美しい文様を奏でだす織物です。   本物とは、どうしてここまで自然と引き寄せられるのでしょうか… 遠くに鉄紺色を感じる黒色の風合い豊かでしなやかな紬地に、 青藤色、蒲色の細い親子縞をすっと織り上げ、その上には白茶色の絣が広がります。着物の 芥子茶色、白茶色、白色、杏色の花織が、小さく深いコントラストで織り出され、 洗練された着姿を演出いたします。 杼を通し、緯糸を浮きあがらせた花織の美しさを 存分に味わって頂ける素晴らしい着物に仕上がりました。 複雑な花綜絖から生み出されるその織り味の心楽しさは、 琉球の本物でないと味わうことができません。 織り手の誠実で真面目な心が伝わってくるような、 独特の美しさを感じ取っていただければ幸いでございます。 心を込めて。 まず他にはない着物です。 ここそこに出回っているような着物とは明らかに一線を画するお品ですから、 おしゃれ紬で並ばれましても、この上ない優越感を感じていただけることでしょう。 シンプルなのに、思わずハッとさせられる、 これこそが、一流の着物であるということの一番の証明でもありましょう。 大切にお役立ていただける方に。 今後ご紹介できない自信がございます。 どうぞお見逃しなく! ■与那嶺貞(よなみね・さだ)略歴 1909(明治42)年、読谷村高志保生まれ。 27年、首里女子実業高校卒。 28年、首里女子工芸学校研究科卒。幼稚園教諭などを務め、 64年から読谷山花織復興に取り組んだ。 75年、県無形文化財技能保持者に認定。 82年、勲六等瑞宝章。 90年、県文化功労賞、91年、読谷村功労賞。 94年、第37回日本民芸公募展・内閣総理大臣賞。 95年、伝統文化ポーラ特賞。読谷村花織保存会代表、 沖展正会員、県無形文化財工芸技術保持団体協議会理事 99年国の重要無形文化財保持者に認定 2001年に勲四等宝冠章を受章 2003年(平成15年) 1月30日没 94歳


着物

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自分に良い着物を買う

着物屋さんへ行く事