伊勢献上道具の着物

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着物の人間国宝、故中村勇二郎氏の型によって創作された伊勢型江戸小紋。 機械では決して表現できない『手仕事』の極みをご堪能くださいませ。 今回ご紹介の着物は、 『幸せの鐘がなる』と題された氏の最後の型によって創作された作品。 どうか、お見逃しなくお願いいたします。 ■未着用の新古品着物として仕入れてまいりました。仕付け糸もついたままの美品の着物です。  お目に留まりましたらお値打ちに御召しくださいませ。 (コテ仕上げをして、たたみシワも伸ばしてお届けいたしますので、お届けまで1週間前後頂戴いたします。) 昭和30年2月、伊勢型紙が持つ高度の技術に対して、六谷紀久男氏(錐彫り)、 児玉博氏(縞彫り)、南部芳松氏(突彫り)、中島秀吉(道具彫り)氏、 中村勇二郎(道具彫り)、城之口みゑ氏(糸入れ)の6名の方々が 重要無形文化財(人間国宝)に指定されました。 伊勢型の彫り師は、渋紙(和紙に柿渋を塗っていぶし、強度を高めたもの)に 求められた柄をあてて、その通りに小刀を走らせます。お柄にもよりますが、 小紋などは、数ミリのズレも許されないまさに職人芸。一つの作品に一ヶ月 かかることなど珍しくなく、その間、彫師はただひたすら、「アテ場」と 呼ばれる型彫専用の机で孤独な作業にとり組みます。 それでも、そこまでして生み出されたにもかかわらず、限りのある型の寿命。 染めを繰り返しますと、型はどうしても破損してしまいます。 一部でも破損すれば、永遠に同じものを製作することはできません。 その型が一つ減り二つ減り、今となっては希少価値も大変高くなっております。 ご存知、人間国宝、故・中村勇二郎氏… 昭和60年、御年83歳で死去された中村勇二郎氏の、今に残された型紙は、 伝統的な「伊勢型」というものの歴史の一部であり、中村氏がその生涯に わたって心血を注ぎ、練磨した技の証でございます。 「型彫り職人になるんやから、人一倍努力して、誰にも負けん職人になってやる」 人生を通して『道具彫』を極めた匠。 『道具彫り』は、型を彫る小刀の刃自体が小さな花や幾何学紋様を形成しており、 職人はまず、その型を彫るための刃、『道具』を手作りします。それら幾本かの 彫刻刀の組合わせによって、一つの作品が彫られていくため、それぞれの型の パターンに、型を彫った職人の個性と繊細な仕事ぶりが現れてまいります。 その手作りの彫刻刀、『道具』がゆうに三千本超え。 自らの手でつくりだした道具を自在に扱い、彫り上げた型はまさに神業。 昭和30年2月15日、伊勢型紙彫刻道具彫り技術において、重要無形文化財保持者、 いわゆる人間国宝に認定されてより後も、文化振興や後継者養成に尽力し、 皇族への彫刻実演、作品献上も数多くございます。 今回ご紹介させて頂きますのは、その名匠の彫り上げた型を用いまして、 特選の生地にて創作致しました逸品でございます。 さらりとした質感の、しっとりとした鶯色の地に浮き沈みする、細密なる意匠。 モチーフは国宝平等院の梵鐘に鋳出された意匠。 日本の三大名鐘として名高い鐘に浮かび上がる、天人像に獅子、 龍、鳳凰、飛天、宝相華、唐草の意匠が細緻に表現されております。 帯あわせ次第でご年齢関係なくご愛用いただけることでしょう。 後世に伝えたい思い、後世に残したいその業。 お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いです。 どうか、この機会をお見逃しなくお願いいたします。 【 中村勇二郎 プロフィール 】 明治35年 三重県に生まれる 大正 4年 伊勢型紙の道具彫り技術を父に師事 昭和30年 重要無形文化財(伊勢型紙彫刻道具彫り)保持者に認定される 昭和45年 大阪万国博「県の日」に伊勢型紙の彫刻実演を披露 昭和47年 天皇陛下から勲五等瑞宝章を授与される 昭和48年 高松宮殿下に彫刻実演を披露 「菊水ノ図」を献上 昭和50年 皇太子・同妃殿下に伊勢型紙の彫刻実演を披露     皇太子殿下に「瑞雲祥鶴ノ図」を献上 昭和51年 常陸宮殿下に「壮龍ノ図」を献上 昭和55年 宮殿下に「四君子ノ図」を献上 昭和55年 第31回全国植樹祭にて天皇・皇后両陛下に伊勢型紙の彫刻実演を披露      皇陛下に「古代菊ノ図」を献上      三笠宮殿下に「双鶴ノ図」を献上 昭和56年 秩父宮妃殿下に「鶏鳴ノ図」を献上 昭和59年 高円宮殿下に「翔馬ノ図」を献上 昭和60年 三笠宮殿下に「卯ノ図」を献上      83歳で永眠


着物

優佳良織

厚司織

津軽木綿

南部紫根染

川平織の着物を織りなすからん工房

一心が辻が花で世に出した着物

北村武資が伝統を現在の美に蘇らせた着物

古典的な白鼠の吉川染匠の着物

羽田登喜男の友禅  麗しい鴛鴦の着物

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伊勢献上道具の着物

殿下に献上された伊勢型紙の着物 中村勇二郎

草木の息吹を感じる志村ふくみの着物

夏の着物 羽田登喜男の友禅の存在感

芹沢けい介の型絵染め着物

力三氏による郡上紬の着物

中村勇二郎の遺品 江戸小紋の着物

北村武資の着物の羅

福田喜重の着物に見る国宝喜三郎の刺繍

着物に見る志村ふくみの草木色

志村ふくみの着物の色工房

与那嶺貞が蘇らせた読谷山の着物

ダイアナ妃へも贈呈された羽田登喜男の着物

羽田登喜男の最高傑作京友禅絵羽付下げの着物

中島秀吉彫刻の伊勢型紙の着物

南部芳松の着物の型紙

宗廣の郡上紬の着物

博多織の着物の歴史と小川規三郎

喜多川平朗の着物に見る有職文様

木村雨山の加賀友禅の着物

下平清人の着物の型絵染国画会

佐々木苑子の紬織の着物

鈴田滋人の更紗工芸着物

喜多川俵二の俵屋有職着物

佐藤房子の北海道富良野の着物

着物の袖身頃と折り畳み方

着物の礼装と格

着物の場合の上前と足

着物の袖と身丈寸

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着物を柄で購入する場合

着物の生地でいいこと

着物を着るための着付け

着物の衿と長襦袢の伊達締め

着物の上前と衿

着物で裾を端折する場合

着物の帯で用いる格

着物の収納と保管剤

着物の汚れ

着物の上品な髪型

着物は着る物

着物の代わりに着る浴衣

自分に良い着物を買う

着物屋さんへ行く事